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こちらは乙女系ライトノベル作家・京極れなの作品情報、仕事状況などを綴るブログです。
12 . June

  



「溺愛ウェディング~林檎姫の淫らな蜜月~」を読んでくださった皆様、ありがとうございました。

一部の書店でシフォン文庫の2周年記念のフェアが開催中です(今月末まで)。
拙作の「王太子妃の背徳の恋」もフェアの対象作品になっています。
このブログを読んでくださっているみなさんは、
たぶん「王太子妃~」は既読だと思うのでちょっと裏話を。

 
このお話は、実は執筆しはじめた当初はバッドエンドの予定でした。
バッドエンドというほど悲惨でもないですけど、
いちおう幸せにまとまりますが、少し影が残るような感じの終わり方です。

ストーリーは、終盤に事件が起き、レオナールがアロイスをかばって殺されてしまいます。
(いまの作中で起きている事件とは別の事件で)
良心を苛まれたアロイスは、国のためにも、すべての人を欺く覚悟でレオの胸章を自分のものとつけ替えて彼に成り代わります。
そして葬儀のあと、やっぱりアロイスのことを愛していたんだわと大聖堂で悲しみに泣き暮れるリディアーヌをレオ(実はアロイス)が「あいつはもういない。忘れろ」と無理矢理抱いたりします。
そもそもこのお話は、この喪服(黒ドレス)のリディを大聖堂の祭壇で無理やり抱くシーンが書きたくて 考えたものだったのです。
口絵もそのシーンをリクエストするつもりでいたほど。
終章で、リディは妹のシルヴィアから真相を聞かされますが、アロイスの覚悟のために一生気づかないふりをしようと心に決めます。ちなみにこっちの話では、リディが産んだ子はレオの子でした。
 
しかし、実際に書いてみたらこれが読後感悪くてですね……。
たまにはこういうのもいいねということで担当さんからはプロットのOKももらっていたのですが、
やはり人の死を扱う話はむずかしく、わたしの筆力が足りないせいもあってか、なんだかいろいろうまくきいませんでした。
 ほんとに担当さんにもお見せできない後味の悪さだったので提出もできず、
急きょプロットをたてなおし、ハッピーエンドに変えてあのような展開になったのでした。
リディの気持ちがどちらかというとアロイスよりになっているのはその名残です。
 
 
3Pものはヒロインの心の在り方がむずかしいので、しばらく書く予定はありませんが、
イラストレーターさんにイケメンをたくさん描いてもらえるという利点もあるので
いつか機会があったらまた挑戦してみたいですね。(←そんな不純な動機)



そういえばシフォン文庫のツイッターに「溺愛ウェディング」のラフ画がUPされてました。
(6月6日付で)
みなみ遥先生の貴重なラフ画ですよ~。
こちらは文庫の一番最後のイラストのラフ画で3パターンいただきましたが
どれもほんとにすごく素敵で、選ぶのに迷って1時間くらいかかってしまいました。
かわいいアリスの笑顔をぜひご覧ください。
 
 
 
 
 
 
 
   
 
 
  
   
    

    
     
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